BPASSレポート vol.7 〜時代が動く音〜 |
こんにちは。ビジネスパスポート岸川里枝です。
パワハラ法制化対策はお済みでしょうか?
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□□ 1.ヒトリゴト 〜 時代が動く音 〜 □□
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まさに今、時代が動いている音がします。
働き方改革に、テレワーク、BCP対策...と、
後回しにして、準備をしていなかった企業にとっては、
緊急事態宣言により突きつけられ、
厳しい現実として浮き彫りになったように感じています。
変化の時は、オセロのようにあっという間に、気づいた時には
今までと違う景色が広がっているものなのかもしれません。
コロナ離婚などというワードを最近聞くようになりました。
在宅勤務でお互いに家にいることで、様々な調整が必要になるからでしょう。
そんなとき、「嫁の愚痴は聞いたフリをすればいい」
というような声が聞こえてきて、胸がザワザワします。
これって、目的ですか?
対策とさえ言えない、この場を治めるためだけの、
ただの目先の対処法だとしか思えません。
本来の目的はなんでしょうか?
ご家庭によって違うとは思いますが、
「将来を見つめて、同じ方向を向いて歩むこと」
じゃないかと私は思います。
どこを目指すかというビジョンを共有し、
そこに向かうためのステップを考える。
そのためには、お互いの感じている課題を明らかにして、
それを解決するための方法を一緒に考えることしかないと思うのです。
中学時代の校長先生のお話で覚えていることがあります。
「いま、私の話をしっかり聞いてください。
あなたの人生の角度が3度変わります」
パートナーの愚痴と捉えるか、
大事な家族な「助けて」のサインと捉えるかで、
あなたの人生は3度変わるかもしれません。
時間軸で伸ばしていくと、ものすごい違いになりますから。
さて、コロナ騒ぎで後回しになっているかもしれませんが、
大企業においては、6/1からパワハラが法制化されます。
パワハラの法制化への対応は大事なことではありますが、
企業にとっての目的ではないと私共は考えています。
パワハラの知識習得は、小さなステップでしかありません。
本来の目的は、
『働きやすい職場』にすることではないでしょうか。
”パワハラに対する正しい知識”
”パワハラをしないスキル(方法論)”
この2つはパワハラ予防の両輪です。
在宅勤務を余儀なくされる今、この時期だからこそ、
腰を据えて、パワハラ法制化への対策と
『働きやすい職場』にするためのパワハラ予防について
考えてはいかがでしょう。
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