BPASSレポート vol.24 〜強いチームを作る効果的な2つのこと〜 |
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□□ 1.ヒトリゴト 〜強いチームを作る効果的な2つのこと〜
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私は学生時代、ボートを漕いでいた。
強いチームを作るために効果的なことは、2つしかないと思う。
一つに、スター選手の存在より重要なのは、メンバー各人の実力向上に向けてのひたむきな努力と相互の温かい励ましの声掛けだ。辛く苦しい練習に耐えられず音を上げそうになる。もう無理だ、限界だ、と感じた時に、もう一漕ぎを奮い立たせるものは、思えばクルーメンバーの大きな背中と声掛けであった。そして自分も他のクルーの力になろうと声を出した。
もう一つは、ともに厳しい試練を乗り越えてきた体験だ。「皆で一緒にあんなに厳しい試練を乗り越えた」というお互いへの信頼感、クルーの息が合いボートに力が伝わって進むときの気持ちの良さと一体感。そういった成功体験の共有が強いチームに不可欠であった。
社会人になり、仕事の上で、多くの経験を積んできた。仕事の業績を上げるためには、チームワークの醸成が有効であることに変わりはない。仕事の環境が変わり、働き方改革であったり、IT化であったり、リモートで仕事をすることになっても、これはいつになっても変わらない。チームワークの醸成には、声掛けと体験の共有が必要だと思っている。
いかにして、強いチームを作るか。さほどむつかしい話ではないと思う。身も蓋もない話ではあるが、チームリーダーの気持ち一つだと思う。リーダーはチームを強くするためには、声掛けと体験の共有が有効だと信じることだ。そして、現状でできる仕組みを整え、実践する。例えば、リモートワーク下では、週に一度は職場で顔を合わせるようにするも良し、定例会議の後に、一人ずつ残して、最近の関心事などなんでもしゃべり合う雑談タイムも持つでも良い。
もしも、どのようにしたら効果的な声掛けや体験の共有化を実践できるかがお判りにならない方は、ぜひ弊社の管理職セミナーにおいでください。
「受講者同士で声を掛け合い」「体験を共有」することを、頭でわかるのではなく、体得していただけると思います。
(株式会社ビジネスパスポート
代表取締役社長 与謝野 肇)
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